質問一覧

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※10月15日更新


Q. 神経症水準や精神病水準で考えるお話がありましたが、DSM5の診断基準との関係はどうなるのでしょうか。

A.DSMでは,DSM-Ⅲ以降,精神病水準ー神経症水準という考え方を完全に放棄しています。


Q. 最後の講義中に先生は「発作性疾患」のをいくつか挙げられ、その分類の種類として、ナルコレプシー、てんかん、パニック障害などを入れられました。さらにこれら疾患に共通するメンタリティーとして「人前で自分がコントロールできなくなるかもしれないという予期不安から起こることが多い」とのお話でした。しかしナルコレプシーやてんかんというのは主に患者本人も予期できない状況で脳細胞、脳機能の不全から起こるのではないでしょうか?(おそらくストレス状態との関連はあるのでしょうが。)ですから予期不安というような心理的状態が原因ではなく、これら疾患をかかえた結果として起こる予期不安が強くなる、ということではないでしょうか?それを支えるのが心理職の仕事でもある、とのお話しで、全くそうだとおもうのですが、病気とメンタリティーとの因果関係について少々混乱いたしました。

A.そのとおりです。原因ではなくて結果です。病因論的な視点ではなく,治療的な観点から言っています。


Q. SC1/3の法則の寛解についてですが、専門家が見てもわからないぐらい回復するというのは、薬は飲み続けている状態でということでしょうか。それとも薬を飲み続けてなくても回復後は服薬をしなくても症状が現れない群があるということでしょうか。

A.服薬を続けなくとも無症候状態を継続する群があります。


Q. 統合失調症の発症について,なぜ30歳以降に発症することはないのでしょうか。

A.45歳以降の発症は稀である,と言いました。 医学的な理由はなおも明らかではありません。


 

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